サハラに人が住んでいた頃の装身具

サハラ砂漠、かつては緑にあふれ、人も動物も住んでいた。

 

今から約1万年程前には、アフリカ全域にわたって私たちの直接の祖先である新人類が活躍し、後期石文化がみられたそうです。

大体その頃の、今から8000年~5000年前頃(諸説あり)は、地球の気候先導の影響で、今のサハラ砂漠周辺は湿潤化し、森林が育っていたといわれます。

今のサハラには人が住み易いとは言い難いのですが、この時期人々は野生動物の狩猟や牛の牧畜が営み、その状況は多くの壁画が残されています。

そして、今から5000年程前にサハラ一帯の砂漠化始まり、現在のサハラ以南のアフリカに、人々は生活の場所を変えていったといわれます。

 

緑があった頃のサハラ
緑があった頃のサハラphoto source Carl Churchill
砂漠化したサハラ
砂漠化したサハラ photo source Fall of Civilization Podcast

 

サハラの砂漠化に伴う人の移動
サハラの砂漠化に伴う人の移動 photo source Fall of Civilization Podcast

古代の人の石の装身具

 

サハラの古代人の水晶ピアスと石の装身具
サハラの古代人の水晶ピアスと石の装身具

 

こちらの装身具はそんな時代の頃の物でしょうか、ニジェールの砂漠からみつかった石の装身具です。

ベージュピンクの細長い棒はこれはの古代水晶で、古代の人のピアスだそうです。(これは小さい方かもしれないです、倍くらいのサイずもありました。)

丸いベージュの石の方は、貨幣を思い起こすようなデザインで風化したような質感。

グレーは逆に研磨してあり、簡単なナイフの用にも使えるようになっています。

それぞれ形や質感も違いますが、どれも違った用途がありそうです。

 

 

前に、サハラの砂漠化がなかったら、ヨーロッパの大航海時代はなかったかもしれないというような記事を見たことがあります。

確かに、そこに人が住み続けていたら全然違う歴史が生まれ、現在の状況も全然違いそうですが、それはない。

気候変動というか、自然の大きい力というか、人はどんなに頑張ってもそれに逆らえず、それに沿ってのみ生かされる事を改めて実感します。

 

サハラ砂漠 古代の石の装身具
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参照:新書アフリカ史,  Fall of Civilization Podcast