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4.アフリカンアート

キルディ ビーズエプロン  

キルディの女性用のビーズのエプロン。 色柄で社会的地位(思春期や結婚や出産や未亡人)・民族の起源などなど特定な事柄を表し、近隣で共通の認識があるようです。 カメルーン独立期頃の1961年から服を着る法律ができたようで、それ以降は伝統文化として残っているようです。     因みに、キルディKirdiとはフラニ語またはカヌリ語で”異教徒”を指す言葉で、 イスラム教に改宗しないで伝統 […]

ファンティ アサフォの旗

アサフォ(ASAFO)は、ファンティ(FANTHI)の軍事組織の総称です。 名前は戦争を意味する「sa」と人々を意味する「fo」に由来します。 ガーナ沿岸に住んでいたファンティの人々に国はなく、軍隊がなっかたので町や村ごとに私兵組織をつくっていたといわれます。(その頃、隣国に強大なアシャンティ王国が存在しています。)   こちらはそのアサフォ軍団(asafo)の旗の一つです。 旗は15世 […]

ズールーのビーズワーク

今回は南アフリカズールーのビーズワークのお品です。 ・ダンスの時に持つ棒(もとはハンティングのこん棒だったみたいです、男性も踊るとき持ってたりします。) ・ビーズの母子人形 (用途はわからないのですが、同じタイプが本にありました。) 小粒ビーズがキッチリ編んであります、素晴らしいビーズワークです。 お人形はフリフリのスカート、最大限に省略された腕、子供を負ぶった姿、なんとも可愛いです。 onlin […]

ドゴンの神話と民具①

マリ ドゴンの穀物倉庫の扉には、ドゴンの神話にまつわるモチーフが彫刻されているものがあります。 ドゴンの神話では、穀物は人間が生まれる源のようになっていて関係が深いです。 こちらの穀物庫の扉は新しく作られているものですが、 人間や、大地(胸)、カナガ仮面(シギの祭りのシンボル・創造神アンマを表す)などの神話に出てくるモチーフが彫られています。 ざっくりしたドゴン神話のストーリーをみてみると、 ドゴ […]

ティンガティンガ絵画

こちらは作者不明のティンガティンガのペイントです。   作家ものではありませんが、派手過ぎず地味すぎず、鳥のバランスも良い感じです。 使っている色は同系色ですが、クリアーな線と、塗料のハッキリした色ノリもあり、アフリカらしい力強さもあります。     ティンガティンガは1968年、エドワード・サイディ・ティンガティンガによって始まった絵画です。 タンザニアの田舎で生ま […]

トゥアレグ族がつくるアクセサリー

  こちらはニジェールのトゥアレグ族が伝統的なデザインや技術を生かして作っているピアスです。 黒檀とシルバーで作られるアクセサリーは、けずり、やすり、彫り、磨くをすべて手作業で行う工程です。 炎天下の土の上で作る姿は、思わず見入ってしまいました。   ここで彫り柄の話を少し。 ここのアクセサリーに多く彫られている、 /////////線を斜めに引く柄 ////// は砂漠の砂紋 […]