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ティンガティンガ絵画

こちらは作者不明のティンガティンガのペイントです。   作家ものではありませんが、派手過ぎず地味すぎず、鳥のバランスも良い感じです。 使っている色は同系色ですが、クリアーな線と、塗料のハッキリした色ノリもあり、アフリカらしい力強さもあります。     ティンガティンガは1968年、エドワード・サイディ・ティンガティンガによって始まった絵画です。 タンザニアの田舎で生まれ育った彼は、当時の首都ダルエスサラームに来た時に、お金がかからずに描ける自転車塗料のペンキと建築用合板を使って、その子ども時代の思い出や身近な風景などを外国人に売るために描きました。 E・S・ティンガティンガは1974年に不慮の自己にあい亡くなりました。絵画を描いた期間は約4年だけです。 またその期間、自分の商業的成功(そのやり方)を独占するのではなく、描きたいという身近な人に、絵の描き方の手ほどきをしました。彼がなくなった後、色々なスタイルに派生しながらも、ティンガティンガの絵の大きな特徴は今も継承されています。 ティンガティンガの絵は、富や名声も皆で分け合う、おおらかな助け合いの精神から生まれたがタンザニアのフォークアートな気がしています。

マリの泥染め布の小話

マリの泥染め布はバマコの北東200㎞くらいののセグーという町で多く作られています。 18世紀初頭に勃興したバンバラ王国(セグー王国)主都だった町で、今はのどかでゆったりした感じの町です。 ニジェール川沿いのこの町では、泥染布の工房が幾つもあります。 ここで泥染めに使われる泥は、ニジェール川の川底のきめ細かい良質な泥が使われます。 セグーに行った時、朝川沿いを散歩していたら、土を陸揚げしている船が何隻もありました。 これが泥染めの泥なのか?土っぽいけど。(違う気もしますが、、) ニジェール川は西アフリカを通る大河で川沿いに町はいくつもありますが、他ではあまり聞かないので、ここの泥はよいのだろうか? 聞いたのですがよくわからなくて、まだ妄想段階、今度行った時聞いてみます。   セグー 朝のニジェール川沿い、土の陸揚げ風景。   セグー 朝のニジェール川沿いの風景、聞いてみたがよくわからなかったときのこと。(音がでます)     online shopoはこちら     泥染め布の作る工程・柄の意味などは、はほかのサイトに結構詳しく掲載されているのでご興味ある方はどうぞ。 こちら      

コロフォンフォークアート colophon folk art

colophon folk art (コロフォンフォークアート)は、 アフリカを中心としたフォークアート・トライバルアート・アーティストの作品を扱っております。 古来より、文字以外のヴィジュアルや音を重要なコミュニケーション手段としていたアフリカ、 その文脈は人々の中で脈々と受け継がれ、今も少しづつ形を変えながら進化しています。 西アフリカの看板、ポスター、それをルーツに持つペイント、アーティストの作品、オブジェ、民具、テキスタイル、装飾品など、 作品を通して生き生きとしたアフリカをご紹介できればと思います。